私とパーソナルカラーの出会い
こんにちはroot/color7です。
今日は私がパーソナルカラーと出会ったきっかけのお話です。
私とパーソナルカラーの出会い
パーソナルカラーというものを知ったのはかれこれ10年以上前になります。某掲示板(っていうか２ちゃん)で知りました。当時大学生の私は、メイクというものを覚え、ドラッグストアに入り浸っていました。お気に入りはマジョリカマジョルカ。
✵HAPPY BIRTHDAY✵
— マジョリカ マジョルカ (@majolica_tweets) August 29, 2022
本日8月29日はマジョリカ マジョルカのミューズ #浜辺美波 さんのお誕生日です🎂
おめでとうございます！
昨年から今年にかけての旅の記録を
美波さんのビジュアルとともにお届けします💌
素敵な年になりますように...✨#マジョリカマジョルカ pic.twitter.com/OBiEoZRHU7
今は浜辺美波さんが広告塔ですが、初期は偶然にも同じ名前の美波さんという方がモデルで、彼女のヴィジュアルやコンセプトがとても好きでした。そしてアイシャドウのカラーバリエーションに萌えたりして、色が集まるとこんなにワクワクするものなのだなというのもこの時から実感していたように思います。
２ちゃん内の化粧板というところをよく徘徊していました。書き込みをすることのないいわゆる「ROM専」だったのですが、日々更新される掲示板内には私の知らない情報がいつも溢れていて飽きませんでした。その中で、パーソナルカラーという言葉に出逢います。
会話の流れで、人の肌の色や目の色などでイエベブルベに分かれること、さらに春夏秋冬に分類されること、さらにソフトやらクリアやら16分類までイケるということがわかりました。面白いなと思いながら、パーソナルカラーを診断してもらうには大体１万円ほどかかるということもわかりました。当時の私の金銭感覚からすると１万円は無理でした。ということで、ネットで自己診断をしてみたのです。
自己診断、ブルベ夏。
結論から申し上げますと、これ間違ってました。私はイエベ秋です。ですので自己診断はかなり危険であると身をもってお伝えできます。そもそも診断の第一問があなたが似合うアクセサリーはゴールド？シルバー？とかだったりするわけです。こちとら似合うかどうかがわからんから診断してもらうのにね。でも素直に、よく使うのはシルバーだナ・・・とか呟きながら進んでしまう。そんな的外れな質問の連続では間違うに決まってます。
それでも楽しかったブルベ夏人生。
社会人になってからの私のテーマカラーはラベンダーでした。ご存知の方はわかると思いますが、ラベンダーはブルーベースの色。私は自身がブルベと思い込んでいたこと、またこのラベンダーが大好きだったことから、自分のテーマカラーと言わんばかりに身につけ、集めていました。
当然というか、周りからもこいつブルベ夏やなと思われていたので、気の利く友人からはブルベのアイシャドウパレットをもらうなどしていました。のちに私はイエベ秋だとわかりますが、まあそれでもブルベ夏生活は楽しかったので全く問題ありません。
プロに診断してもらった日。
今でも覚えているのですが、私は駅の改札前で「パーソナルカラー 福岡」と検索をかけ、ピンときたサロンに電話をしました。当時営業マンをしていた私はバスや電車で移動することが多かったので改札前で電話をかけた状況はまあわかるのですが、なんでわざわざ移動中にかけたかな。私ナニべ！？って思ったのかな？神の啓示？謎です。
後日緊張しながら訪問すると、とても上品で穏やかな雰囲気の女性がいました。部屋には緑があって、整った空間で、資料やポスターも含めて彩りがある部屋。さすが色の専門家や・・・と思っていると先生に「ご自身はどのグループだと思いますか？」と訊かれました。私は正直に、ブルベ夏だと思うのですが・・・と答えるとその時点で何か言いたげだったので先生はすでにわかっていたのかもしれません。で、ドレープをあててからの診断結果、イエベ秋。思った通りでした〜と微笑まれたのが印象に残っています。
私といえば、予想もしなかったイエベ秋という結果に驚きつつ、大変嬉しかったです。まさに新しい私、爆誕といった感覚であり、実際のところ新しい私がスタートした日と言っても過言ではありません。
ブルベ夏も悪くないけど、イエベ秋のドレープの方が明らかに顔色が良い。言われなければ気づかなかった感覚。今まで見向きもしなかったあたたかなオレンジや深いモスグリーンが私のベストパートナーだなんて、自分の新しい可能性にワクワクしました。帰りに化粧品買って帰りました。
診断された側が診断する側へ
それから数年後、ご縁あって私はパーソナルカラーアナリストを志すことになります。師匠はもちろん、あの日お世話になったカラーの先生です。私の本質を見抜いてくださった先生と、私がファッションを楽しむきっかけを作ってくださった先生の近くで、今も継続して勉強させていただいています。
まだまだ駆け出しではあります。ですが、素人に近い感覚を持っているからこそお伝えできることがあると思うのです。
あの時感じたことを、忘れずにいたいと思っています。
